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【全身緑色の人】人から聞いたちょっと怖い話vol.1

こんにちは。立命館大学オカルト研究会副会長の内害ナイガイと申します。

今回は、私が知り合いや親戚から聞いたちょっと怖い話をいくつか紹介したいと思います。ちなみに紹介する話の中には私自身の体験談も入っています。今回は心霊的な怖さというよりは、変質者に絡まれるなどの、いわゆる「人怖」が中心です。オカルトとはあまり関係ないかもしれませんが、まあ「怪談」の一種ということにでもしておいてください。

それでは早速紹介していきます。

 

 

トイレに連れ込まれそうになった話

 

これは私が小学生の時の話。近所のショッピングセンターの2階にある百円ショップで商品を見てまわっていたところ、知らない男に「一緒に多目的トイレに入ってほしい」という風に言われた。声をかけられた瞬間私は恐怖のあまりパニックになり、その場から走って逃げた。そして逃げた先にあった薄暗い階段を一目散に駆け下りて、一階の食料品売り場にいる母のもとへ行った。幸い、男が後をつけてくる事は無かった。

(Rさん・女)

コメント

これは怖すぎる!犯罪のニオイしかしないですね。

Rさんは幸い男に追われなかったので良かったのですが、変質者から逃げる時に薄暗い階段を使うのはちょいと危険な気がします。そんな時は一目の多い所を通ると良いですね。

 

 

名古屋駅にいたミニスカートの老婆

 

名古屋駅の改札近くで、何もしていないにもかかわらずミニスカートを穿いた鬼のような凄まじい形相をした老婆に追いかけられた。老婆はなぜかとても怒っており、何かこちらに向かってどなり散らしていたが聞き取れなかった。まだ小さい娘を連れていたので速く走ることもできず、追いつかれそうになってかなり怖かった。

(Uさん・女)

コメント

実はこれは私の母の体験談で、小さい娘は私です。私は当時のことは覚えていないのですが、あれは本当に怖かったと母は語ります。ミニスカートのお婆さんは一体何に対して怒っていたのでしょうか。

 

 

「シンナー吸う?」と声を掛けられた

 

中学2年生の頃、卓球部に所属していた私は試合会場に向かう際に1人で電車に乗って行くことが多かった。ある日私はいつものように最寄り駅から電車に乗って試合会場へと向かおうとすると車内は空いており、私は窓側の座席に座った(横並びしているタイプの座席ではなく2人席が縦に並んでいるタイプの座席)。すると、私が座ってから2駅目くらいで隣に20代と思われる女性が座って来た。女性は金髪で、ミニスカートにハイヒールを履いておりかなり派手だった。香水の匂いもきつい。女性はおそらく彼氏と思われる男性と電話をしていたのだが、電話が終わると、見ず知らずの私に向かって「シンナー吸う?」と声を掛けてきた。女性はその後も周囲の男性に声を掛けたり、歩き方がふらふらしていたりとかなり挙動不審だった。

(内害・女)

コメント

これは私の実体験です。窓側の席は逃げることができないので怖かったですね。ちなみに私は「シンナー吸う?」と声を掛けられた際、「すいません、吸いません」と言いました。

 

 

全身緑色の人

 

仕事帰りの電車内に、全身緑色の男がいた。全身緑コーデとかそういう事ではなく、顔から手足から、何もかもが緑色だった。しかしそんなにも異常な人がいるのにも関わらず周りにいた他の乗客は気にも留めていない様子だった。その日以来緑色の男は見ていない。あれが何だったのか、今でも分からない。

(Iさん・男)

コメント

緑色の男が見えていたのはIさんだけだったのでしょうか。男の正体が非常に気になりますね。新種のUMAかもしれません。

 

 

ジャケット舐め男

 

革製のジャケットを着て電車に乗っていたら、後ろにいた男が滅茶苦茶ジャケットを舐めてきた。

(Aさん・男)

コメント

Aさんの着ていたジャケットは牛革だったのでしょうか。それにしてもこれはキモすぎる。電車内には変な人が出没しがちかもしれないので、要注意ですね。

 

 

謎のカ〇レーザー風男

 

これは怖い話というよりかは変な人を見たというだけの話なのであるが、私は中学一年生の頃、通学路で金髪に真っ赤なスーツというカズ〇ーザーにそっくりな恰好をした男性を見た。その男性は両手をクロスして肩を触っている状態で自転車を漕いでいた。普通は両手を放した状態で自転車を漕げばすぐにコケてしまうと思われるのだが、男性はその状態のままふらつくこともなく走りつづけ、私の横を通過していった。

(内害)

コメント

これも私が体験したお話です。彼は一体何者だったのでしょうか。そして彼の目的は一体何だったのでしょうか。

 

 

巨大温泉施設で…

 

小学生の頃にスパワールド(巨大温泉施設)に行った時のこと。温泉の湯船に浸かっていたら知らないおじさんにいきなり「大事な部分はタオルで隠しておかないと変なおじさんに目をつけられちゃうよ」と声を掛けられた。怖かった。そんなことを言ってくるおじさんみたいな奴のことを「変なおじさん」というのでは?と思った。

(M.Yさん・男)

コメント

おじさんは「俺みたいな変なおじさんが目をつけちゃうよ」ということを言いたかったのでしょうか。怖い話ですね。

 

 

誰かと思ったら

 

小学生の頃、空港にいた時に突然誰かの手で目かくしをされ、「だーれだ?」と言われた。兄の仕業だと思ったのだが、振り返ってみたら知らないおじさんだった。

(Hさん・女)

コメント

これはドッキリでありそうな展開ですね。でもこれがドッキリじゃなくて実際にあった出来事なのだから怖い。

 

 

日常に潜む恐怖

今回は8つの「ちょっと怖い話」を紹介しました。皆さんは、これらのような「日常のなかの恐怖」を体験したことはありますか?

今回紹介した話の中には「ジャケット舐め男」のようになかなか癖の強い変質者も出てきましたが、もしかしたら今世に出回っている都市伝説のモデルも、そのような類の変質者なのかもしれません。本当に怖いのは人間、というのは一理あるかもしれませんね。

これからも「ちょっと怖い話」の紹介記事を書いていきたいと思いますのでまた読んでいただけたらうれしいです。また、この記事を読んでくださった方で、「ちょっと怖い話」を知っているという方がいらっしゃったらこちらのフォームまたはコメントにてぜひ教えていただきたいです。

 

閲覧ありがとうございました!

 

(執筆:副会長内害)