【活動報告】夜の大岩神社【肝試し】 - 会報オカ研（立命館大学オカルト研究会HP）

廃神社へ

こんにちは。副会長です。

4月30日、我々は大岩神社に行ってきました。

大岩神社はJR藤森駅から徒歩30分ほどの距離の場所に入口がある山奥の廃神社で、特に心霊の噂があるとかは私は知らないのですが、病気にご利益のある神様が祀られていたという神社です。

集合したのは18時。日が暮れはじめた時間にやってきたのは恐怖を求める会員15人。実は我々は去年にも大岩神社に肝試しに行った事があるのですが、その時は17人もの大人数で列を作って出発した事もあり、遠足のような賑やかさが勝ってしまって恐怖はほとんど感じなかったんですよね。それはそれで楽しかったのですが。

そこで今回は2人のペアを作って時間をずらして入っていくという方法を取りました。少人数であれば怖いのではなかろうか？という考えです。

いざ出発

私は新規会員のОさんとともに出発しました。大岩神社の本殿は山の上の方にあるので、そこまで行くには山道をしばらく歩くことになります。道の途中には小川が流れていて小さな橋がかかっていたり、石碑や鳥居がところどころにあったりと、なかなかの雰囲気がありました。本殿にたどり着くと、彫刻の施された独特な鳥居があってなかなか見ごたえがありました。

しかし結局心霊的な恐怖はほとんど感じませんでした。2人で話をしながら行ったからでしょうか。やはり前回と同じように、肝試しというよりは遠足感が勝っていました。夜の山道であることも相まって、心霊的な恐怖よりはイノシシやサルが出てきたらどうしようという恐怖の方がありました。

あと、道中で滅茶苦茶カエルの声を聴いたのですがカエルが大の苦手である私にとっては個人的にはそれが一番の恐怖でした。カエルが足元にいたらどうしよう、踏んでしまったらたまったもんじゃない絶対その靴の裏一生見れない捨てちまうわ、という恐怖で頭の中がいっぱいでした。

私と同行していたОさんも初めての参加ではありましたが怖くなかったと語っていました。2人ずつではあるけれど最初に集合したのが15人だったから皆で行っている感覚になっていて怖くなかったのかもしれません。

私は以前、岐阜県にある山中不動院という場所に夜行ったことがあるのですが、その時は確かに怖かったのです。ちなみにその時は4人でした。

今後はあらかじめ集合する人数の定員を設けて3～4人ごとに日にちを分けて行くという企画もありかもしれないと思いました。

それとも、心霊的な恐怖を味わいたい人は大人しくお化け屋敷にでも行った方が良いのですかね。