こんばんは。
我々オカルト研究会は「創作怪異発表会」と題して自分で考えたオリジナルのおばけをみんなで作って発表する活動を行いました。
今回はその中でも僕が作った最強の怪異を紹介したいと思います!!
けっこう”それっぽい”感じにできていると思います。今回は僕だけでなくほかの会員も怪異を考えてきてくれたようなので、そちらの記事もチェックしてみてください!
名前:WANDERER
特徴
四足歩行をし、這うように回廊の中を徘徊する。前足は短く四本指の手には鋭い爪が生えている。上半身と下半身のバランスが悪く、体の血管が浮き出ている。また体じゅうに赤い痣があることが確認されている。
また、胸があるなど、人間の女性の特徴を持っている。首が異様に長く、黒い乱れた髪が生えている。顔には仮面のような装着物をつけている。WANDER=歩き回る
この子がいる場所
夜寝るときにごくまれに子供部屋のような廊下が永遠に続く場所の夢を見てしまうことがある。この夢を見てしまうと夢の回廊に飛ばされて、さまよい続けることになってしまう。
この夢は年齢や性別に関係なくすべての人が全ての就寝において見る可能性がごくごくまれながらも存在する。つまり、毎日この回廊に行ってしまう可能性が全ての人にあるということだ。
夢の回廊に飛ばされた場合の帰り方はいまだ明らかになっていない。夢の回廊は子ども部屋のような様式の廊下が永遠に続いている空間で、椅子や絵画、植木鉢などが不規則に配置されている。小部屋やドアが見つかることもある。なかには子供のおもちゃが落ちていることもあるらしい。そのような空間がどこまでもつづく。
恐ろしいのはこの夢の回廊は先程のWANDERERが徘徊しており、もし出くわしてしまったならWANDERERに襲われ捕食されて死亡する。
しかしWANDERERには口が確認されておらず、具体的な襲い方は明らかになっていない。
無事脱出するカギ
実は夢の回廊からの脱出方法は解明されていない。しかし、夢の回廊から脱出した人は何人も存在する。
その人たちは、なぜかその夢のことを話すとき口をそろえて「マフィン」のことを話すのだ。
どういうわけか夢の回廊に行って脱出したという人は決まってマフィンの話をするのだが、記憶があいまいで要領を得ない。ただ、脱出のカギはマフィンにあるということは確かだろう。
また、この世界に行った人は必ず起きたとき枕元にマフィンが置いてあるという。この世界に行ったが忘れてしまった場合も、枕元にマフィンが置いてあれば、それはあの世界に行って戻ってきたことの証左なのだ。また恐ろしいことに朝ベッドにマフィンだけが置いてある事例も報告されている。。。
いかがっだでしょうか
今回は僕が考えた怪異を紹介しました!子供部屋の夢を見てしまったら怪物がいる世界をさまよい続けることになるという。。。しかしその可能性はものすごく低い。なんとも恐ろしいですね。とりあえずわたくしは皆さんが恐ろしい夢を見ないようにお祈りしております。それでは、おやすみなさい。
ちなみにこのWANDERERは審査の結果、優勝怪異に選ばれました!!わわわー!!
閲覧ありがとうございました!(執筆:会員トーテム)